タンヤオ(断么九)とは麻雀の役のことで、その条件は「2~8の数牌だけで手牌を完成させる」と至ってシンプルです。
ポン・チー・カンと鳴いてもOKですし、条件がシンプルなことから初心者おすすめの役と言えます。
また、タンヤオ(断么九)は「リーチ」や「平和(ピンフ)」といった基本的な役とも複合しやすく、覚えておくべき役です。
このページでは、タンヤオ(断么九)について徹底解説します!
目次
タンヤオ(断么九)とはどんな役か?
まずタンヤオの意味・条件について解説します。以下がタンヤオの例になります。
こちらの手牌、よく見ると数牌だけで構成されていますね。さらに、その中でも2~8の数牌のみが使われています。
このように手牌が数牌の「2~8」で構成されているとき、断么九(タンヤオ)という役がつきます。
2~8の数牌だけを使えば役の条件はクリア!逆に19字牌があるとNG
初心者の方向けに、2~8の数牌を表したのが以下の画像になります。
麻雀牌は全部で34種類ありますが、そのうち2~8の数牌は24種類です。
これだけ多くの種類の牌が使えるので、タンヤオは初心者でも狙いやすい役と言えるのです。
一方で2~8の数牌以外、つまり数牌の1・9や字牌のことを19字牌ともいいます。
この19字牌が一つでもあると、タンヤオの役は成立しないということです。
上記のような牌の種類に関する解説は、以下のページが参考になります。
鳴き(ポン・チー・カン)が可能
タンヤオの大きな特徴として、ポン・チー・カンと鳴いても役が成立する点があります。
鳴いてしまうと役が成立しなくなるケースは多く、たとえば鳴いているとリーチをかけることはできませんし、平和(ピンフ)は鳴いてしまうと役がつきません。
この鳴けるという点がタンヤオの大きな魅力であり、プロ・上級者でもスピードを重視する局面では、このタンヤオを狙うのが王道です。
鳴きについては、以下のページが参考になります。
タンヤオ(断么九)は1飜役
タンヤオは1飜役ですので、タンヤオだけでは点数が高くなりません。
「リーチ」や「平和(ピンフ)」といった他の役を組み合わせたり、ドラを使ったりすることで点数を高くしましょう。
ちなみに鳴いた場合も変わらず1飜役となります。
点数や飜数については以下のページが参考になります。
リーチやピンフ(平和)と相性が良い!タンピン?メンタンピンとは?
初心者おすすめの役「タンヤオ」ですが、他の基本的な役「リーチ」や「平和(ピンフ)」とは相性が良いです。
「メンタン(面タン)」「タンピン」「メンタンピン(面タンピン)」のような語呂が存在するくらいです。
もし鳴かずにタンヤオが狙えそうピンフば、リーチや平和(ピンフ)も一緒に狙えないか検討しましょう!
メンタン(面タン)は「リーチ」+「タンヤオ」
リーチとタンヤオの二つの役がついた場合、メンタン(面タン)と呼ばれることがあります。
タンピンは「タンヤオ」+「平和(ピンフ)」
タンヤオと平和(ピンフ)の二つの役がついた場合、タンピンと呼ばれることがあります。
メンタンピンは「リーチ」+「タンヤオ」+「平和(ピンフ)」
リーチとタンヤオと平和(ピンフ)の三つの役がついた場合、メンタンピン(面タンピン)と呼ばれることがあります。
なおタンヤオ以外も含めて、初心者おすすめの役は以下のページで一覧化してますので、ご参考になれば幸いです。