麻雀には「ありあり」というルールがありますが、その意味や「なしなし」との違いはご存知でしょうか?
こちらのページでは、麻雀ルールの「ありあり」、そして「なしなし」との違いについて解説します。
麻雀の”ありあり”はどのようなルールか?
麻雀ルールの用語で“ありあり”とは、「喰いタン」と「後付け」の両方を認めることを意味します。
最初の”あり”が「喰いタンあり」を、2番目のありが「後付けあり」を表しています。
後付けとは、役が確定する鳴きを後から行うことです。(後から役を付ける。バックとも呼びます)
他にも「ありなし」「なしあり」「なしなし」といったルールがありますが、Mリーグをはじめ昨今の麻雀ルールでは「ありあり」を採用することが多いです。
喰いタン | 後付け | |
ありあり ★一般的 | あり | あり |
ありなし | あり | なし |
なしあり | なし | あり |
なしなし | なし | なし |
“なしなし(完全先付け)”との違いについて
なしなしとは、喰いタンなし、後付けなし(つまり先付け)のことを意味します。
これは完全先付けとも呼ばれ、タンヤオは門前のみで役を作る必要があり、鳴く場合は役を確定させる鳴きから始めなければなりません。
そのため、いわゆるパック仕掛けは禁止となります。
赤牌・赤ドラありが主流となっている昨今の麻雀では、なしなしを採用しているルールは非常にレアといえます。
麻雀熟練者でも、なしなしルールに馴染みのない方も多いのではないでしょうか?
【余談】雀荘で耳にするコーヒーありありとは?
麻雀ルールとは関係のない余談になりますが、雀荘にいると「コーヒーありあり」という言葉を耳にすることがあります。
これは、砂糖とミルクが両方入っている(砂糖アリ&ミルクアリ)、という意味になります。