こちらのページでは、麻雀用語である中張牌(チュウチャンパイ)について解説します。

中張牌(チュウチャンパイ)を軸にした役であるタンヤオや、符計算での扱い方についても説明します。

ンカン・ミンカン時の符計算方法を知りたい方も是非ご覧ください。

中張牌(チュウチャンパイ)の定義

中張牌(チュウチャンパイ)とはどのような牌か?

中張牌(チュウチャンパイ)とは、2から8の数牌(マンズ・ピンズ・ソーズ)を指します。

全部で下記の21種類ということになります。

 萬子(マンズ):二萬:麻雀王国三萬:麻雀王国四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国

 筒子(ピンズ):二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国四筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国

 索子(ソーズ):二索:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国八索:麻雀王国

中張牌の逆は「么九牌(ヤオチューパイ)」

一方で、字牌全般、そして数牌の中でも1・9は中張牌(チュウチャンパイ)には該当せず、これらは么九牌(ヤオチューパイ)とも呼ばれます。

么九牌(ヤオチューパイ)とは?アンカン時の符計算も解説

麻雀用語_么九牌(ヤオチューパイ)の意味・定義

「タンヤオ」は中張牌を活用した役

麻雀には様々な役が存在しますが、その中でも中張牌(チュウチャンパイ)を活用した役として知られるのが「タンヤオ(断么九)」です。

么九牌(ヤオチューハイ)“を”断つ”ということですね。

以下がタンヤオの例になります。

タンヤオ

マンズ・ピンズ・ソーズが全て、2-8の数牌すなわち中張牌(チュウチャンパイ)で構成されていることがわかりますね。

このタンヤオは、役の条件がシンプルであり、ポン・チーと鳴いても成立するため、初心者にもおすすめの役といえます。

タンヤオについて詳しく知りたい方は、下記のページが参考になります。

麻雀のタンヤオ(断么九)とは?初心者でも簡単に覚えられる役

【麻雀用語】喰いタンとは?役の条件や作り方を解説

【麻雀用語】メンタンピンとは?役作りのポイントを解説!

中張牌(チュウチャンパイ)の符計算について

ここからは中級者向けの内容になります。

符計算において、中張牌をどのように扱えばよいか?について解説していきたいと思います。

そもそも、符計算について知りたい方は、下記ページをご覧ください。

符計算の簡単な覚え方・やり方を麻雀プロがわかりやすく解説

刻子(コーツ)の場合

中張牌の刻子(コーツ)について、明刻子(鳴いた場合)は2点、暗刻子(鳴いていない場合)は4点として計算します。

チュウチャンパイ_符計算_刻子(コーツ)

槓子(カンツ)の場合:ミンカンやアンカンではどうなる?

ミンカンやアンカンの場合にどうなるのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

中張牌の槓子(カンツ)について、明槓子(鳴いた場合/ミンカン)は8点、暗槓子(鳴いていない場合/アンカン)は16点として計算します。

チュウチャンパイ_符計算_槓子(カンツ)

なお鳴きのカンについては、下記のページが参考になります。

鳴き「槓(カン)」のメリットや関連する役を徹底解説!

雀頭(ジャントウ)の場合

雀頭について、数牌は全て0点となりますので、中張牌の雀頭も0点ということになります。

チュウチャンパイ_符計算_雀頭(ジャントウ)

中張牌(チュウチャンパイ)の解説まとめ

こちらのページでは、中張牌(チュウチャンパイ)について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

麻雀用語としての中張牌(チュウチャンパイ)の意味・定義の説明に始まり、符計算、そして役のタンヤオまでご紹介しました。

一方で、牌効率という観点では、么九牌(ヤオチューパイ)から捨てていき、中張牌を残していくという発想が重要になってきます。

牌効率について勉強したい方は、下記ページをご覧ください。

【牌効率を学ぶ②】孤立牌の切り順を徹底解説