麻雀の中で使われる言葉・用語は、初心者にとっては少し難しいかもしれません。
このページでは、「好形(こうけい)・良形」という言葉について、わかりやすく説明しますので、ぜひご一読ください。
好形(こうけい)・良形とは?
好形(こうけい)または良形(りょうけい)という言葉は聞いたことがありますか?
これは、待ち牌(アガリとなる牌)がたくさんある形を指します。
そのため、アガリを目指すためには、この好形・良形が重要になってくるのです。(アガリとなる確率が高まります)
リャンメン待ちは好形・良好
好形・良形の代表例として、リャンメン待ちが挙げられます。
リャンメン待ちとは、次のような形でした。
例えば、のターツがあるとき
- が来ればの面子
- が来ればの面子
となるので、「待ち」となります。
上記の例のように、リャンメン待ちは2種類()で計8牌(それぞれ4牌ずつ)を待つ形なので、好形・良形ということになるんです。
リャンメン待ち等の待ちの基本形については、以下のページでも解説しています。
➤ 【初心者必見】麻雀のテンパイやアガリとは?プロが分かりやすく解説
三面張(サンメンチャン)以上も好形・良好
リャンメン待ちの発展形として、三面張(サンメンチャン)という形があります。
たとえば、こちらの手牌は何待ちでしょうか?
以下のように分解することで、答えが見えてくるかと思います。
パターン①
のリャンメン待ち、を1面子とする
➡待ち
パターン②
を1面子、のリャンメン待ちとする
➡待ち
ということで、答えは待ちと、実に広い待ちの形なんです。
このような待ちの形を三面張(サンメンチャン)といい、3種類で計11牌の待ちとリャンメンをも凌駕する好形・良形です。
三面張(サンメンチャン)を始めとする、多面待ち・多面張について気になる方は下記ページをご覧ください。
イラスト形式で、なるべくわかりやすく解説しています。
愚形(ぐけい)との違い
一方で、「愚形(ぐけい)」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。
これは、「好形・良好」とは対照的に、アガリ牌数が少ない待ちの形を意味します。
具体的には、「カンチャン待ち」「ペンチャン待ち」「単騎待ち」「シャンポン待ち」があります。
愚形について、詳しく知りたい方はこちらが参考になるでしょう。
麻雀では”好形テンパイ”を目指すのが王道!
今回ご説明したように、リャンメン待ちや三面張を代表とする好形・良形は、基本的に愚形に比べてアガリの確率が高いです。
そのため、“好形テンパイ”を目指すのが麻雀の王道とも言えるでしょう。
また麻雀Stationでは、牌効率(はいこうりつ)に関しても様々な解説をしていますが、好形テンパイを目指すという文脈にでも、この牌効率を押さえることは非常に重要です。
※牌効率とは、「手牌の中で、どれを切れば最短でテンパイにたどり着くか」という効率のことを指します。
気になる方は、是非下記ページをご覧ください。