三元は麻雀における2飜役のひとつであり、三元牌のうち2種類を刻子、1種類を雀頭にすることが条件です。
このページでは、小三元の条件や点数、鳴き方、そして確率について、具体例やイラストを使いながらわかりやすく解説します。
小三元とはどのような役か?
小三元は麻雀における2飜役のひとつで、三元牌のうち2種類を刻子、1種類を雀頭とすることが役の条件となります。
【小三元の例】
具体的には、の中から2つを刻子とし、残り1つを雀頭としてアガることが必要です。
全部で以下の3パターンが存在します。
刻子(2種類) | 雀頭(1種類) | |
パターン① | ||
パターン② | ||
パターン③ |
なお、三元牌を全て刻子にすると、大三元と呼ばれる役満になります。
【大三元の例】
小三元は何飜か?点数・飜数について解説
小三元は2飜役ですが、役の成立条件に基づいて「三元牌の2面子による2飜」が必ず加わります。
そのため、小三元のアガリは4飜以上つまり満貫以上となります。
先ほどの手牌で具体的に解説します。
「小三元:2飜」+「三元牌:1飜」+「三元牌:1飜」=「4飜」
小三元は鳴いても満貫確定
前述の通り、小三元は鳴いても4飜以上つまり満貫以上のアガリが確定します。
門前でのアガリは難しいため、鳴いてアガリを目指しましょう。
またホンイツ(混一色)やトイトイ(対々和)などの2飜役と組み合わせることで、跳満や倍満を狙うことが可能です。
小三元+ホンイツ(混一色)の例
ポン:
小三元+トイトイ(対々和)の例
ポン:
小三元の確率
統計データによれば、小三元の確率は約0.14%です。非常に低い確率ですね。
ちなみに大三元の確率は約0.03%となります。
参考:オンライン対戦麻雀 天鳳/ランキング
(2023年4月6日時点の一般卓の統計データ)
その他の役一覧
その他の役の説明については、以下のページをご覧ください。