このページでは、麻雀の役一覧(全て)をイラスト形式でわかりやすく紹介しています。
※なお麻雀Stationでは、役に関する様々なコンテンツがありますので、目的に応じてご覧ください。
1飜役
リーチ
門前(めんぜん、鳴きを使用していない状態のこと)時にテンパイを入れたとき、以下の手順でリーチという役をつけることができます。
①リーチと発声する
②リーチ宣言牌(リーチ時に捨てる牌)を横に曲げる
③場に1,000点棒を出す
※リーチ後は手牌を変えることができなくなります。
詳しい内容は、リーチの特徴・条件の解説をご覧ください。
一発(イッパツ)
リーチをかけてから自分の順番が来る前にロンアガリをしたとき、または次の自分の順番でツモアガリをしたとき、一発という役になります。
ただし、他のプレイヤーの鳴きが入った時点で一発の役はなくなります。
ツモ
門前(めんぜん、鳴きを使用していない状態のこと)でツモアガリをしたとき、ツモという役になります。
平和(ピンフ)
門前(めんぜん、鳴きを使用していない状態のこと)時に以下の3つの条件を全て満たすとき、平和(ピンフ)という役がつきます。
・4面子全てが順子で構成されている
・リャンメン待ちである
・雀頭が役牌(三元牌/場風牌/自風牌)ではない
平和について詳しく知りたい方は、平和の解説ページをご覧ください。
※平和は麻雀の基本的な役ですが、3つ目の雀頭の条件が難しいので、初心者の方は余裕があれば覚えましょう。
断么九(タンヤオ)
手牌が数牌の「2~8」の牌で構成されているとき、断么九(タンヤオ)という役がつきます。
➤ タンヤオについて徹底解説!鳴いてもOK、初心者おすすめの役
飜牌(ファンパイ)・役牌(やくはい)
三元牌/場風牌/自風牌で構成される面子があるとき、飜牌(ファンパイ)または役牌(やくはい)と呼ばれる役がつきます。
※三元牌/場風牌/自風牌とは、字牌の種類のことでした。詳細は以下のページをご覧ください。
➤ 【初心者】麻雀牌をわかりやすく解説!マンズ・ピンズ・ソーズとは?
一盃口(イーペーコー)
門前(めんぜん、鳴きを使用していない状態のこと)時に同じ構成の順子が二つ存在するとき、一盃口(イーペーコー)という役がつきます。
嶺上開花(リンシャンカイホー)
嶺上牌(リンシャンパイ、カンをしたときにツモる牌のこと)でアガったとき、嶺上開花(リンシャンカイホー)という役がつきます。
槍槓(チャンカン)
他家が加槓(カカン)した牌が自身のアガり牌のとき、槍槓(チャンカン)という役がつきます。
※鳴き「カン」については、下記のページが参考になります。
海底(ハイテイ)・河底(ホーテイ)
海底牌(ハイテイハイ、牌山の最後の牌のこと)がアガリ牌のとき、海底(ハイテイ)という役がつきます。海底摸月(ハイテイモーユエ)とも呼ばれます。
河底牌(ホーテイハイ、局の最後の牌のこと)がアガリ牌のとき、河底(ホーテイ)という役がつきます。河底撈魚(ホウテイラオユイ)とも呼ばれます。
2飜役
ダブルリーチ
最初の切り番でテンパイしているとき、ダブルリーチという2飜役のリーチをかけることができます。
三色同順(サンショクドウジュン)
同じ連続数の順子が三色(マンズ・ピンズ・ソーズ)存在するとき、三色同順(サンショクドウジュン)という役がつきます。
※鳴いたときは1飜役となります。これを食い下がりといいます。
三色同刻(サンショクドウコー)
同じ数字の刻子が三色(マンズ・ピンズ・ソーズ)存在するとき、三色同刻(サンショクドウコー)という役がつきます。
一気通貫(イッキツウカン)
同じ色で「123」「456」「789」の3種類の順子が存在するとき、一気通貫(イッキツウカン)という役がつきます。
※鳴いたときは1飜役となります。これを食い下がりといいます。
対々和(トイトイホー)
全ての面子が刻子で構成されているとき、対々和(トイトイホー)という役がつきます。
三暗刻(サンアンコー)
暗刻(アンコー、門前の刻子のこと)または暗槓(アンカン、門前の槓子のこと)が三つ存在するとき、三暗刻(サンアンコー)という役がつきます。
三槓子(サンカンツ)
槓子が三つ存在するとき、三槓子(サンカンツ)という役がつきます。
全帯么(チャンタ)
手牌の全ての組み合わせに么九牌(ヤオチューパイ、数牌の1・9と字牌)が含まれるとき、全帯么(チャンタ)という役がつきます。
※鳴いたときは1飜役となります。これを食い下がりといいます。
混老頭(ホンロートー)
手牌が老頭牌(ロートーパイ、1・9の数牌のこと)または字牌で構成されるとき、混老頭(ホンロートー)という役がつきます。
小三元(ショウサンゲン)
三元牌のうち2種類を刻子、1種類を雀頭としたとき、小三元(ショウサンゲン)という役がつきます。
七対子(チートイツ)
手牌が対子7種類で構成されるとき、七対子(チートイツ)という役がつきます。
※アガリ形の構成(4面子1雀頭)から逸脱する特殊役です。
3飜役
二盃口(リャンペーコー)
一盃口の形(門前時に同じ構成の順子が二つ存在)が2パターン存在するとき、二盃口(リャンペーコー)という役がつきます。
混一色(ホンイーソー、ホンイツ)
手牌が1色の数牌と字牌で構成されるとき、混一色(ホンイーソー、ホンイツ)という役がつきます。
※鳴いたときは2飜役となります。これを食い下がりといいます。
純全帯么(ジュンチャンタ)
手牌の全ての組み合わせに老頭牌(ロートーパイ、1・9の数牌のこと)が含まれるとき、純全帯么(ジュンチャンタ)という役がつきます。
※鳴いたときは2飜役となります。これを食い下がりといいます。
6飜役
清一色(チンイーソー、チンイツ)
手牌が1色の数牌で構成されるとき、清一色(チンイーソー、チンイツ)という役がつきます。
※鳴いたときは5飜役となります。これを食い下がりといいます。
役満
四暗刻(スーアンコー)
暗刻(アンコー、門前の刻子のこと)または暗槓(アンカン、門前の槓子のこと)が四つ存在するとき、四暗刻(スーアンコー)という役がつきます。
大三元(ダイサンゲン)
三元牌の全てを刻子にしたとき、大三元(ダイサンゲン)という役がつきます。
国士無双(コクシムソウ)
全種類の么九牌(ヤオチューパイ、数牌の1・9と字牌)を揃え、そのうち1種類を雀頭としたとき、国士無双(コクシムソウ)という役がつきます。
※アガリ形の構成(4面子1雀頭)から逸脱する特殊役です。
四喜和(スーシーホー)、大四喜/小四喜
風牌を全て刻子にする、または3種類を刻子にして残り1種類を雀頭とするとき四喜和(スーシーホー)という役がつきます。前者のパターンを大四喜(ダイスーシー)、後者のパターンを小四喜(ショウスーシー)といいます。
字一色(ツーイーソー)
手牌が字牌で構成されるとき、字一色(ツーイーソー)という役がつきます。
九連宝燈(チューレンポートン)
門前の清一色で以下の条件を満たすとき、九連宝燈(チューレンポートン)という役がつきます。
・「1」と「9」が3牌ずつ存在する
・「2~8」が1牌ずつ存在する
緑一色(リューイーソー)
手牌が“ソーズの2・3・4・6・8″と”發”のみで構成されるとき、緑一色という役がつきます。
清老頭(チンロートー)
手牌が老頭牌(ロートーパイ、1・9の数牌のこと)で構成されるとき、清老頭(チンロートー)という役がつきます。
四槓子(スーカンツ)
槓子が四つ存在するとき、四槓子(スーカンツ)という役がつきます。
天和(テンホー)・地和(チーホー)
第1ツモでアガったとき、親の場合は天和(テンホー)、子の場合は地和(チーホー)という役がつきます。
なお、ローカル役である流し満貫については、下記のページをご覧ください。
説明の間違いを見つけたので連絡しました。
下記四槓子の説明が三槓子の説明になってます!
↓
槓子が四つ存在するとき、三槓子(サンカンツ)という役がつきます。
今後も楽しみにしております。
ご指摘いただきありがとうございます!修正しました。
今後もコンテンツを拡充していきますので、よろしくお願いいたします。
レンホウは役満になりますか
人和(レンホー)は、ローカル役と呼ばれる位置づけで採用されないルールもあります。
採用される場合は、役満もしくは倍満とするのが一般的です。
槍槓は明槓ではなく加槓ではないでしょうか
ご連絡ありがとうございます!
ご指摘の通りですので、修正させていただきました。
混老頭(ホンロートー)は、混全帯(チャンター)の役も含まれますか?
ご質問ありがとうございます。
役としては含まれず、複合しないという結論になります。
二盃口と一盃口が複合しない(二盃口に一盃口が含まれない)のと同様のイメージとご理解ください。